
人は誰もが
自分のことを解っていない
自分が思う自分のイメージは
他人の目に写ったイメージなのだ
だから、そこにはあなたの
本当の姿は存在しない
他人の主観が作り出した
イメージを自分の姿だと思い込み
悩み、苦しんでしまうのだ
それは自分自身の
本当の姿ではない
悩んだり苦しんだりする
必要はまったく無い
自分を最も知らないのは自分自身
経営者ともなると、「社長らしく」「リーダーらしく」なんて、勝手に周りが期待してくる。でも、ちょっと待った! その「らしさ」、本当に自分のものだろうか? 実は、気づかぬうちに他人の視線を気にして作り上げた“演じる自分”に縛られているのかもしれない。
たとえば、「ウチの会社はこういうカラーだから」と思い込んで、新しいチャレンジを避けていないか? 「俺はこういう経営者だから」と決めつけて、チャンスを棒に振っていないか? そんな「思い込みフィルター」がかかっていたら、見える景色は限られてしまう。
では、どうするか? いったん、そのフィルターを外してみるのが吉! 「自分って、ホントはどういう人間?」と問い直してみよう。もしかすると、意外な答えが返ってくるかもしれない。別に「社長っぽさ」を演じなくても、経営はできるし、むしろその方が自然体でうまくいくことも多い。
結局のところ、自分のことを一番知らないのは自分自身。ならば、周りの期待に振り回されるより、「自分らしい経営」を探す旅に出た方がワクワクしないか? 意外とその先に、今まで見えてなかったお宝がゴロゴロ転がってるかもしれない。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
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瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。