
人は皆、自分が絶対的に
正しいと思いがちだ
そして、自分に合わせて
他人が変わることを望む
これは誰もが皆同じように
思っていて現実にはできない
そうであるならば
自分が変われば簡単である
他人との関係は相対的で
自分が変われば
結果的に同じことになる
自分で変えられるのは
自分だけしかない
だったら人を変えるのではなく
自分を変えることだ
そこに気がつけば
人間関係は容易になっていく
環境や状況は自分が作り出した
人はつい、
「相手が変われば楽になる」
と思いがちだ。
社員がもっと気を利かせてくれたら、取引先がこちらに合わせてくれたら、家族が理解してくれたら・・・。
そう願う。
しかし残念ながら、みんな同じことを思っている。
つまり、他人を変えるのはほぼ無理ゲーだということだ。
だったらどうするか。
話はシンプルで、自分が変わればいい。
人との関係は相対的だ。
自分が変われば、そのぶん景色が変わる。
たとえばこちらが笑顔になれば、相手もなんとなくやわらぐ。
怒鳴っていたのをやめれば、相手の怒りも鎮まる。
こっちが変わるだけで、相手の態度すら変わることがある。
ちょっとズルいくらいだ。
そもそも今のあなたの会社も、環境も、状況も、ぜんぶあなた自身が作り出している。
いい会社なら、それはあなたの成果。
ダメな空気なら、それもあなたの作品。
だからこそ、何かを変えたいなら、自分を変えるのがいちばん早い。
ところが世の中、
「オレは悪くない」
「あいつが悪い」
と他人のせいにしてしまう人が多い。
そりゃそうだ、ぜんぶ自分のせいだと認めるのはツラい。
でもそこを一歩、グッと飲み込めた人から、人生は軽やかに回り始める。
人を変えるより、自分が変わる方がずっとカンタン。
経営も人間関係も、ほんとうはそこがスタートラインなのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。