運が悪い時は無理せず体調を整えてチャンスを待つのが正解

運が悪いと感じたときほど、焦って動いてしまいがちだ。
しかし、たいていの場合、それは逆効果になる。
なぜなら、ツイていないと感じるときというのは、実は体の「気」が落ちているときだからだ。
気が衰えれば判断は鈍るし、行動のタイミングもズレる。
そこで大切なのは、無理に動くことではなく、まずは自分の健康を立て直すことだ。
これが経営者として一番効果的な
「待ちの一手」
になる。

「今はその時じゃない」
というサインは、決して無駄ではない。
物事は、ハマるときには何もしなくてもスルスルと回り出す。
逆に、どれだけ力を入れても動かないときは、力の入れどころが違う。
だからこそ、こんな時は下手に足掻かず、体調を整え、次のチャンスが来たときにすぐに動ける準備をしておくほうが賢い。

人間のパフォーマンスは、体調によって大きく左右される。
身体が元気だと、気力も戻るし、判断も冴える。
チャンスは必ずまたやってくる。
その時に最高のコンディションで勝負するために、焦らず一息つき、しっかり寝て、うまい飯でも食っておく。
これぞ、経営者の心得である。

【運を開く言葉】
書：瑞雪　文：游雲

profile：
内田游雲（うちだゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者（特にスモールビジネス）に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究－洩天機－」を運営している。座右の銘は、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

profile：
瑞雪（ずいせつ）
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後㈱ブリヂストンに就職するも６年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。