怒りが健康を奪い全てを破壊する

憎しみや怒りの感情が健康を奪うのである

お釈迦様は
どのような理不尽な目にあっても
怒ってはいけないと説いている

憎しみや
怒りの感情からは
何も生まれないことを
知っていたからだ

しかし、昨今の私たちは
「怒ってあたりまえ」
「怒らないなんて腰抜けだ」
とまでいうわけである

しかし、これは怒りについて
まったく知らないからだ

怒りは、最初は小さくても
自らを増幅し感情を蝕んでいく

さらに進むと、
健康そのものも
害するようになるのだ

怒りを放っておくと
自分の命にかかわるのである

だから、何があっても
怒らないことが重要なのだ

怒りは笑い飛ばしてしまえばいい

社長業をやっていると、理不尽なクレーム、思い通りに動かない従業員、取引先の無茶ぶり・・・と、腹の立つことなんて山ほどある。だが、ここでブチ切れるのは大損だ。なぜなら、怒りという感情は、コスパ最悪の経営戦略だからである。

怒りは一瞬で爆発するが、そのエネルギーは生産性を生まない。むしろ、信頼関係を壊し、従業員のモチベーションを下げ、最終的に会社の業績にも悪影響を及ぼす。ビジネスにおいては、怒ることが「強さ」でも「正義」でもない。むしろ、冷静に対応できるほうがよほど賢い経営者といえる。

しかも、怒りは健康にも悪い。怒れば血圧は上がり、ストレスで胃がキリキリし、果ては体調を崩す。ビジネスどころか、人生そのものの質が下がる。怒ることは、いわば「自分で自分を殴る」ようなものなのだ。

では、どうすればいいのか?
シンプルに「笑いに変える」ことだ。理不尽なクレームが来たら、「おお、うちのサービスも人気者になったな」とでも思えばいい。部下がミスしたら、「人間味があっていいじゃないか」と軽く流せばいい。

怒りをユーモアに変えられる人こそ、真のリーダーである。ビジネスも人生も、スマートに楽しんだもの勝ちなのだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

 

profile:
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
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