
怒りは決して持つべきではない
なぜなら怒りの感情は増幅し
自分自身を最初に傷つけるからだ
怒りのエネルギーは
自分を焼き尽くし
さらに周りも焼き尽くす
自分の心の中の怒りには
細心の注意を払って
その種が小さいうちに
摘み取っておくことだ
怒りは小さいうちは
あまり影響を及ぼさない
だから早いうちに
対処することが重要になる
怒りは自分と周囲を破壊する
怒りが込み上げたとき、グッとこらえるのは難しい。
特にビジネスの現場では、理不尽な取引先、思うように動かない社員、予想外のクレーム・・・
怒る理由には事欠かない。
しかし、ここでよく考えてみてほしい。
怒って最初に傷つくのは、実は相手じゃなくて自分自身なのだ。
怒りという感情は、じつに厄介なエネルギーだ。
溜めれば体に悪いし、放てば人間関係が崩れる。
しかも怒った自分が、あとから自己嫌悪に陥ったりする。
まるで自分で自分に火をつけて、その火で周囲を焼き尽くすようなものだ。
だからといって、聖人君子のように
「私は決して怒りません」
なんて誰にでもできることではない。
ただし、怒りの芽を見つけたら、そっと抜いておくこと。
小さいうちは簡単に対処できる。
放っておくと、根っこが張って面倒になる。
経営者は、怒りをマネジメントできて一人前だ。
怒りに飲まれてるようでは、まだまだ。
怒るのは簡単だが、そこを笑って流すのが粋だ。
江戸っ子のように、
「てやんでぇ、そんなこと気にしてられるか」
ぐらいの気概でいけばいい。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。