
習慣というのは恐ろしいもので
そこから抜け出せない限り
運命は変わっていかない
しかも、この習慣は
意識していないところでも
行動を規制し続けてしまう
慣れている行動は
無意識に今と同じ状況を
繰り返すだけになる
この無意識の行動を
変えるのには困難が
付きまとうのだ
自分の人生を変えたければ
多少つらくても苦しくても
別の選択をする必要があるのだ
選択を変えれば未来が変わる
経営とは日々の選択の連続だ。
しかし、人間はどうしても慣れたやり方を続けたくなる。
ルーティンは楽だし、安心感もある。
だが、それが成長を止める原因になることも多い。
特に、小さな会社の経営者は、限られたリソースの中で決断を下さねばならず、「いつもの選択」を繰り返しがちだ。
しかし、もし今のやり方で大きな成長が見込めないなら、変化が必要だ。
例えば、広告費を削って口コミに頼っているなら、新しいマーケティング手法を試してみる。
長年の取引先に依存しているなら、新規開拓に挑戦する。
人手不足に悩んでいるなら、業務の外注やDX(デジタル・トランスフォーメーション)を検討する。
どれも手間がかかるし、リスクもあるだろう。
しかし、違う結果を求めるなら、違う行動を取るしかない。
「でも失敗したらどうする?」
そんな不安もあるだろう。
しかし、挑戦しなければ、成功のチャンスすら訪れない。
経営において重要なのは、リスクをゼロにすることではなく、リスクをコントロールしながら前に進むことだ。
小さな変化の積み重ねが、大きな飛躍につながる。
だからこそ、経営者として
「いつもの選択」
にとらわれず、あえて違う道を選んでみよう。
その一歩が、会社の未来を大きく変えるきっかけになるかもしれない。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。