失敗することより失敗しないことのほうが問題

失敗をしない人などいない

失敗をしない人間は
この世に存在しない

誰であっても、何かをすれば
必ず失敗することがあるのだ

失敗しないということは
何もしないということだ

何もしないことは
失敗しないことより
むしろ問題なのだ

全ての成功の陰には
必ず失敗がある

その失敗があるからこそ
それを乗り越えたところに
全ての成功が存在する

前進しているか停滞しているか

小さな会社の経営は、常にチャレンジの連続だ。
新しいサービスを出すか、販路を広げるか、人を雇うか
決断のたびに
「失敗したらどうしよう」
と不安になるのは当然だ。
しかし、本当に怖いのは失敗することではない。
むしろ、失敗しないことのほうが問題だ。

なぜなら、失敗しないということは、挑戦していないということだからだ。
現状維持に甘んじていたら、ビジネスは緩やかに衰退していく。
市場は変化し、競争は激しくなる。
そんな中で
「絶対に失敗しない選択」
ばかりしていたら、気づいたときには取り残されてしまう。

大事なのは、失敗そのものではなく、その後の行動だ。
失敗したら、何がダメだったのか分析し、次に活かせばいい。
むしろ、失敗したことで得られる学びは貴重な財産になる。
「この方法はダメだった」
というデータが手に入るだけでなく、柔軟な思考と対応力が鍛えられる。

経営においては、
「成功か失敗か」
ではなく、
「前進しているか停滞しているか」
が重要だ。
失敗を恐れず、一歩踏み出すことこそが、会社を成長させる原動力になる。
だからこそ、失敗しないことを恐れよう。
何も挑戦しないことこそ、最も危険な選択なのだから。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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