判断に迷ったら直感を信じて一晩寝かせてみる

少しでも疑念や迷いが生じたときはあせって行動せず待ってみよう

人の心は正直なもので
「なんとなくスッキリしない」
あるいは
「ちょっと変だな?」
こう感じたときは
その直感が正しいことが多い

心が少しでも躊躇するときは
焦らずにじっくりと
考えてみるほうがいいのだ

少し時間がたてば冷静に
物事を判断できるようになり
真実の姿が見えてくる

気分や感情は人生のバロメーター

人間の心というのは実に優秀なセンサーだ。
「なんとなくスッキリしない」
「ちょっと引っかかる」
そんな微妙な違和感を感じたときこそ、その直感に耳を傾けるべきである。
スモールビジネスの経営でも、妙に話がうますぎたり、勢いだけで乗せられそうなときほど、いったん深呼吸してコーヒーでも飲みながら考えてみるのがいい。

焦りは判断を曇らせる。
迷いがあるということは、まだ材料が足りていないか、心のどこかが
「やめとけ」
とサインを出している状態だ。
そういうときは
「よし、今日は見送ろう」
と決めて、いったん距離をとってみる。
翌朝になれば、意外なほど冷静に全体像が見えてくることもある。

気分や感情は、単なる気まぐれではない。
経営者にとっては、大切なバロメーターだ。
自分の心がすこぶる快晴ならGOサイン。
曇っていたら少し待てばいい。
雨の中を無理に走って転ぶより、晴れるまで待って軽やかに歩いた方がずっと得である。

経営も人生も、直感と冷静さをうまく織り交ぜた判断で進めば、案外うまくいくものである。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲の発行する【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

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