過去を後悔したり未来の取り越し苦労をしない

過ぎ去ってしまったことは気にしない。つまらぬ取り越し苦労はしない

人間の悩みのほとんどは
過去の後悔や
未来の取り越し苦労が
大きな原因となる

しかし、過去は絶対に
変えることはできないし
まだ起きていない
未来のことに思い悩むことも
まったく意味がないことだ

現実として存在するのは
今、ここ、この瞬間!
ただ、それだけなのだ

だから、過去の後悔や
未来への不安といった
余分な心労を無くせば、
人生はかなり生きやすくなる

過去を悔やまず、未来を恐れず

経営者の悩みの多くは、「あの時こうしておけば…」という過去の後悔か、「この先、大丈夫だろうか…」という未来への不安に尽きる。
だが、冷静に考えてみればいい。
過去はもうどうにもならない。
未来はまだ来ていない。
つまり、現実として存在するのは「今、この瞬間」だけなのだ。

たとえば、過去の失敗を思い出してクヨクヨしたところで、売上は1円も増えないし、明日の資金繰りが突然ラクになるわけでもない。
それどころか、悩んでいる時間がもったいない!
未来のリスクに備えるのは大事だが、まだ起こってもいないことを不安がっても、気持ちが重くなるだけだ。

経営とは、常に「今」の決断の積み重ねでできている。
「どうすれば、今の状況を少しでも良くできるか?」に意識を集中すれば、余計な後悔や取り越し苦労に振り回されずに済む。
むしろ、目の前の課題を楽しんで解決するくらいの気持ちでいた方が、良いアイデアも湧きやすいものだ。

経営は、シンプルに考えた方がうまくいく。
過去に囚われず、未来に怯えず、「今できること」に全力投球すればいい。
今日のベストを積み重ねれば、未来は勝手に開けてくる!

【運を開く言葉 】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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