自分の反応を変えるだけで悩みも経営も軽くなる

悩みとは出来事に対する自身の反応が作り出したものである

悩みの正体とは
自分自身の反応である

何かの出来事に対して
「都合がいい」
「都合が悪い」
そう、勝手に思った結果が悩みなのだ

だから悩みそのものは
外部から訪れたものではない

悩みは自分が作りだしたので
自分自身でしか解決できないし
そこに気づけば簡単に解決できる

自分が変われば悩みは解消する

悩みというのは、実は
「出来事」
そのものではなく、それに対する“自分の反応”が生み出している。
雨が降っても
「恵みの雨」
と笑う人もいれば、
「最悪のタイミングだ」
と嘆く人もいる。
つまり、悩みの正体は自分の中にある。
ここを勘違いすると、人生はいつまでも曇天だ。

スモールビジネスの経営も同じ。
売上が伸びない、社員が言うことを聞かない、景気が悪い。つい外に原因を求めたくなる。
でも、それらはあくまで“出来事”にすぎない。
本当の問題は、それに対する自分の姿勢や判断にある。
実際、自分が変われば、同じ出来事でも景色はガラリと変わるものだ。

他人を責めても、天気を呪っても、状況は変わらない。
50代からの経営者に必要なのは、環境を変えることではなく、“自分の反応”を変えること。
悩みの泥沼にハマったときこそ、
「あ、これは自分の内側の話だな」
と肩の力を抜いてみる。そうすれば、案外あっさり抜け出せる。

経営のカギは、いつだって自分の中にある。
悩みもまた、自作自演のドラマかもしれないのだ。
さあ、そろそろ脚本を書き直すタイミングだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者(特にスモールビジネス)に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。
内田游雲の発行する【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

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