経営の難問を解決する簡単な方法

あまりの不運にどうしていいか解らない

たとえ、小さな会社であっても、経営をしていれば様々な問題が襲ってくる。どれだけ優れた経営者であっても、常に問題に突き当たるものだ。しかし、こうした問題には、必ず解決方法も用意されている。その結果が自分の望むものかどうかは別として解決できない問題は存在しないのだ。起きた問題を周りのせいにしても全く意味はない。経営者である以上、その問題に立ち向かって自分で切り開いていくしかない。(内田游雲)

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内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めて経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

問題ばかりで途方に暮れてしまう

どれだけ優れた経営者であっても、常に問題に突き当たるものだ。
この突き当たった問題をどのように解決するかで、会社が繁栄できるかどうかが決まっていく。
たとえ小さな会社であっても、経営をしていれば様々な問題が襲ってくる。
金の問題や人間関係、病気など、避けようの無いことが次々起きてくるものだ。

しかし、こうした問題には、必ず解決方法も用意されているのだ。
その結果が自分の望むものかどうかは別として、解決できない問題は存在しない。
だから、問題を怖れることはないしっかりと逃げずに向き合えば、必ず解決できるものである。

まずここをしっかりと覚えておくことである。

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会社を経営していれば、なぜかトラブルや問題が押し寄せて、どうにもならないように思える、そんな時期が必ずある。

「あまりの不運さにどうしていいかわからない!」
「早く楽になりたい!」

そう思わせる時期が必ずある。
これは、あなただけではない。

しかし、どのような大きな問題やトラブルも、解決できるからその問題が起こるのだ。
だから無闇に恐れず、逃げずに立ち向かうことだ。
そうすれば問題は、既に問題では無くなっている。

起きた問題を周りのせいにしても全く意味はない。経営者である以上、その問題に立ち向かって自分で切り開いていくしかない。
結果を怖れることなく、こうした問題には、正面から堂々と立ち向かうことだ。

誰でもできる問題解決の方法

では、どうすれば、こうした様々な難問を解決できるのだろうか?
その為の基本的なやり方を紹介する。

こうした問題を解決に導くためには、まず、ノートに現在のありのままの状況と、現状起きている問題点、更にこれから起きそうな問題点を全て書き出す。
じつは、多くの問題は、一つに見えて実際には複数の問題が絡まっていることがほとんどなのだ。
だから、一つだと思える問題も、細かく分解して個々の問題を、分離して書き出して考えるのである。

この時に、問題ごとに少し間隔を空けて書き出していく。

全て、書き出すことができたら、次にそれぞれの問題点について改善するために、今すぐできることを同様に書き出していく。
できたら、別の色のボールペンで書くと後から見返すときにわかりやすくなるだろう。

こうして書き出したら、今すぐできることからまず取り掛かってみることだ。
この簡単な方法で、どれほど複雑な問題も解決できるようになる。
これは、まず状況をありのままに理解し、その上で問題の原因を知り、新しく何かを行動するためだ。

一つ一つ書き出して整理する

じつは、私たちの頭の中は、同時に幾つもの問題に直面すると混乱してしまい、解決策が見つけにくくなるものである。
だから、それぞれの問題を切り離して個別に対応することで、やるべき行動がシンプルになり、解決の道が見えてくるのである。

そもそも問題が起きるという原因は、元をたどれば自分自身の考え方にある。
だから、この一番大本の考え方を変えない限り、問題は結果的に解決しない。

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しかし、問題を複雑なまま解決しようとして焦ってしまうと、どうしても目先の事象や現実に囚われ小手先の問題ばかりを解決しようとしてしまう。

こうした場合、解決したように見えても、時間と共にまた同じような問題が生じてきてしまうのである。
問題が起きたときは、まず問題を引き起こしてしまった、基本となっていた考え方を変えていくことだ。

そのためには、複雑に絡まった問題を、一つ一つ書き出して整理することが必要なのである。

解決できない問題は起きない

そして、さらにもう一つ大事なことがある。

それは、自分を信じることだ。
自分を信じるということは、今のこの状況を必ず変えることができると、心の底から信じることである。

どんな問題や困難であっても、その解決のために大切なのは、まずそれを変えることが必ずできると信じることなのだ。

もしあなたが、問題を誰かのせいにして、自分にはどうすることもできないと感じているのであれば、まず、自分には変化を起こす力があると信じるところから始めよう。

そもそも全ての問題の原因は、必ず自分にある。
自分に原因があるということは、自分で必ず解決できるということだ。
だから、その問題を自分で解決することが、必ずできるということなのだ。

解決できない問題はやってこない。
なぜなら問題の大きさは、その人の器によって決まるからだ。
大きな問題を抱えるということは、それだけ、あなたが大きな器を持った人間だということでもある。

その為には、現在の状況を受け入れ、何を変える必要があるのかをはっきりさせ、経営者としての自信と自覚をもち、問題に立ち向かうことができれば、それらを変える力を手に入れることができるようになるのである。

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