ビジネスの成否を分けるのは才能ではなく熱意

ビジネスを長く続けていると、成功している人たちを見て
「あの人は才能があるから」
と思うことがある。
しかし、よく観察すると、実はそうでもない。
むしろ、才能よりも熱意がある人のほうが成功しているケースが多いのだ。

熱意とは
「どれだけ本気になれるか」
夢中で取り組む姿勢が、人を動かし、やがて幸運を引き寄せる。
なぜなら、世の中は一人で成功できるほど甘くない。
誰かの助けがあってこそ、事業は成長する。
そして、他人を動かすのは才能ではなく熱意だ。

才能があっても、やる気がなければ誰も応援してくれない。
逆に、多少の不器用さがあっても、熱意を持って突き進む人には
「なんとかしてやりたい」
と思うもの。
熱意は、人の心を揺さぶる力を持っている。

50歳を過ぎてスモールビジネスを営む人なら、
「もう若くないし、今さら無理かも」
と思うこともあるかもしれない。
でも、年齢は関係ない。
むしろ、経験を積んだからこそ、本気で取り組める分野があるはずだ。

才能が足りない？
そんなことは気にしなくていい。
必要なのは、心の底からワクワクする熱意だ。
熱意があれば、人が集まり、チャンスが舞い込み、思いもよらぬ幸運がやってくる。
さあ、あなたの熱意をもう一度燃やしてみよう。

【運を開く言葉】
書：瑞雪　文：游雲

profile：
内田游雲（うちだゆううん）
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者（特にスモールビジネス）に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究－洩天機－」を運営している。座右の銘は、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営（メルマガ編）】も発行中（無料）

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瑞雪（ずいせつ）
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後㈱ブリヂストンに就職するも６年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。