私たちは過去の不運を嘆き
昨日の失敗や心痛を
引きずって生きている
さらに、明日という
不確実な未来に悩み
まだ起きてない失敗に
心を痛めるのだ
私たちの心はいつも忙しく
肝心な今この瞬間に
何も出来ないで終わるのだ
確実なのは今
この瞬間だけということに気づき
その瞬間を大事に生きることだ
過去も未来も現実に存在しない
人間には、想像力がある。この想像力がまだ起きてない未来を妄想し、心配になってしまうのだ。想像して起きるかどうかわからないことに恐怖を感じて足がすくむのである。
また人は誰もが過去の記憶に苦しめられている。もう過ぎ去ってしまったことなのに、過去に苦しみや恥ずかしさを感じるのだ。
しかし、過去も未来も現実には存在しない。それは、心の中だけにあって、現実に存在するのは今この瞬間だけなのだ。
【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲
profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
profile:
瑞雪(ずいせつ)
書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。