金を稼ぐチャンスはゴロゴロ転がっている

今は、時代が大きく変化している最中である。こうした時は、じつはチャンスもゴロゴロ転がっている。チャンスを見つけることさえできれば、金を稼ぐ方法は幾らでもある。ピンチの時はチャンスでもある。しかし、金を稼ぐ為には、うまくいく方法といかない方法がある。どのような仕事をするか、どのような市場を選ぶか、どのタイミングでそれを行うかが、そのまま成否を分けることになる。(内田游雲)

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内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

実質賃金が下がり続ける日本

今の日本は、これまでのビジネスのやり方は、大きな転換を余儀なくされている。こうした社会の劇的な変化に対して、これまでと同じやり方をしていたのでは、経営が不可能になった。
こうして、未曾有の不況が日本を襲っている。

しかも、日本においては、1997年から二十数年間、実質賃金が下がり続けている。
実質賃金とは、収入から物価の上昇分を差し引いた実質的な所得で、国民が実際に使える金のことだ。つまり、実質的な所得が下がり続けているということは、現実には、日本国民がどんどんと貧乏になっているという状態なのである。

もちろんこれは、平均値であって、全く関係なく金持ちになっている人もいる。しかし、社会全体で見れば、日本全体が貧しくなっているのは事実なのだ。

そうなると、まず物が売れないので、中小企業や個人事業だけでなく、大きな会社も厳しい状態が続いていた。そこへきて、コロナ禍で大きなダメージを受けた。
日本は、今大きな曲がり角に直面している。

貧しき時間を売る仕事の人々

そして、今後、時間を切り売りする雇われ労働者と、価値を創造できる人との所得格差が広がることになる。

つまり、単純労働は外国人労働者でも出来てしまうということだ。コロナの影響や円安によって外国人労働者の入国が減っているるため、あまり感じないかも知れないが、コロナ禍以前は、コンビニで働いている人は、もはや日本人が珍しい状態だった。これは、あらゆる企業内においても同様だ。

自分で価値を作り出せる人は、会社にいても、自分で起業たとしても、はたまたフリーエージェントになっても大丈夫である。しかし、そうでない人は、これからの10年はますます厳しくなっていくだろう。

さて、あなたは、どうだろうか?
時間を切り売りしているのか?
それとも、価値を創造しているだろうか?

人生をどう生きていくのか

私が主宰する『気の経営塾』では、どうすれば、価値を創造できるかということも深く掘り下げている。中小企業や個人事業者のような小さな会社が、スモールビジネス経営で強み(USP)を打ち出していくことで誰でも価値を作り出すことができる。

独自の価値を創造し競争の無い市場を作り出すことで、誰でも豊かになれるのだ。
この鍵は、あなたの底に持っている価値観にある。それは、つまり、あなたの一度きりの人生を、どのように生きていきたいかにつながる。

仕事とは、金を稼ぐだけではなく自己実現の場でもあるはずだ。どうすれば、自己実現と仕事を結び付けられるか。これが、『気の経営塾』で取り組む、いちばん根っこの部分である。

変化の時はチャンスである

今は、時代が大きく変化している最中である。こうした時は、じつはチャンスもゴロゴロ転がっている。それを見つけることさえできれば、ビジネスチャンスは幾らでもあるのだ。ピンチな時は、チャンスである。

ただ気をつけてなければいけないのは、思いつきで闇雲に行動しては失敗する。思いつきで成功できる確率は、おそらく1割以下といえるだろう。

そもそも金を稼ぐ為には、うまくいく方法といかない方法がある。それも、本人の努力とは関係なしに、どのような仕事をするか、どのような市場を選ぶか、どのタイミングでそれを行うかが、そのまま成否を分けることになる。勤勉さや努力はあまり関係がない。

『気の経営塾』では、こういった実践的な、ビジネスのノウハウや運のタイミングや掴み方について伝えている。このピンチの時代をチャンスと捉えて、挑み、運をぜひ掴んで欲しい。

内田游雲の発行する【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

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