問題解決に近道は一番危険になる

近道が実は一番危ない道になる

何かを達成しようとした時や
困難に見舞われた時などに
解決のため、人はどうしても
少しでも近い道を行こうとする

しかし、そこには落とし穴が
待ち受けていることが
往々にしてあるのだ

これが、人生の罠である

状況が切羽詰まっているほど
この罠にはまりやすくなる

人間は、どうしても近道を
選びたくなるが回り道は
決して無駄ではないどころか
経験値が上がる機会になるので
長い目で見ればプラスに働く
要素の方が強くなる

回り道して力を養っていくことで
結果が良くなる場合が多いのだ

一見遠回りでも、確実な道の方が
結局は、最短距離であることが
現実には多いものだ

重要なのは目的を達成すること

ビジネスにおいて最も大切なのは、「何のためにやっているのか?」という目的を明確にすることだ。
経営の目的がしっかり定まっていれば、多少の回り道をしても、いずれ道は開ける。
逆に、目的が曖昧だと、目先の利益や「楽な近道」に振り回され、気づけば迷子になってしまう。

「最短距離で成功したい」と思う気持ちはわかる。
だが、実際にどの道が最速だったかなんて、ゴールしてみないと誰にもわからない。
むしろ、焦ってスピードを上げすぎた結果、転んでしまうこともある。

結果がすぐに出ないとイライラすることもあるだろう。
しかし、どんな遠回りも経験値として自分に蓄積されていく。
回り道をした分だけ、視野は広がり、他人にはない強みになる。
成功への道のりは一直線じゃない。
むしろ、寄り道や失敗を楽しむくらいの余裕があったほうが、長い目で見れば強い経営者になれるのだ。

だからこそ、迷ったときほど原点に立ち返って、
「自分はなぜこれをやっているのか?」
と問いかけてみよう。
目的さえブレなければ、多少の寄り道も、すべて「必要な道」になるはずだ。

【運を開く言葉】
書:瑞雪 文:游雲

profile:
内田游雲(うちだ ゆううん)

ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めてスモールビジネス経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

profile:
瑞雪(ずいせつ)

書家。新潟県村上市に生まれる。幼い頃より書に親しみ、18歳で書家を志し、大東文化大学文学部中国文学科で青山杉雨氏に師事。卒業後 ㈱ブリヂストンに就職するも6年後に退職し、独自の創作活動を開始する。人生の法則を力強く書いたその書は、多くの人に生きる力と幸運をもたらすと評判である。雅号の瑞雪は、吉兆をもたらす雪を意味している。

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