小さな会社の社長は価値観や世界観を語れ

お客をファンにしていくには、あなたの価値観や世界観を伝え、人間性を伝え、そして、その上で、お店や商品のコンセプトを理解してもらう。しかし、普通の情報提供しているだけでは、ファンになってもらうことはできない。そこで、あなたの事をまず開示していくことから始める。ニュースレターやメルマガなどで、自分について語り、人間性を全面に出し、会社の歴史を語ったりということが効果的になる。(内田游雲)

profile:内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。中小企業や個人事業等の小さな会社のコンサルティングを中心に行う。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的コンサルティングには定評がある。本サイトのテーマ「気の経営」とは、この世界の法則や社会の仕組みを理解し、時流を見極めて経営を考えることである。他にも運をテーマにしたブログ「洩天機-運の研究」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)

お客を誘導していく売れる仕組み

売れる仕組みは、

(1)お客が入ってくる入口
(2)お客が流れていく通路
(3)お客がお金を払うキャッシュポイント
(4)こぼれたお客を再び汲み上げる仕組み

この4つで構成される。

【参考記事】:

この2番めの「お客が流れていく通路を作る」とは、見込客⇒新規客(お試し客・浮遊客)の流れをつくることになる。
水門から入った水が水路に沿って流れていくそんなイメージだ。

せっかく入口から入ってくれたお客をどうやって誘導していくのという部分を仕組化するのだ。
つまり、最初の商品、次の商品を、買ってもらえるようにお客をどのように導いていくかだ。

内田游雲の発行する【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

ここやることは、情報提供である。特に、あなたの持つ価値観や世界観を伝え、あなたの人間性を伝えることが中心になる。
そして、その上で、お店や商品のコンセプトを理解してもらうのだ。

これを実現する為には、ニュースレターやメルマガといった情報提供の仕組みが必要になる。
こうして、お客との接触回数を増やしていって、お客をあなたのファンにしていく。

そうすれば、

「試しに一度行ってみようか?」
「何か一つ買ってみようか?」

このような行動になって現れてくるのだ。

自分のことを開示することから始める

しかし、ただ、普通の情報提供しているだけでは、ファンになってもらうことはできない。
そこで、あなたの事をまず開示していクことから始める。
ニュースレターやメルマガなどで、自分について語り、人間性を全面に出したり、会社の歴史を語ったりということが効果的になるのだ。

顧客フォローとか、囲い込みといった言葉で説明されることが多いのだが、実際には、自己開示をすることで、距離感を縮めることだ。
特に重要になることが、こうした独自メディアで、価値観や世界観、そして哲学を語ることである。
こうしたことを総合して経営理念と呼ぶ。

これは、セールスや集客、マーケティングなどの全ての場面において最も重要な事となる。
経営者が独自の哲学に基づいて発言し、行動した場合、もちろん評価は真っ二つに分かることになるだろう。
しかし、それでいいのだ。
全ての人に気に入られることは必要はない。
また、世界中の全ての人を、お客さんにする必要もないのだ。そもそも、そんなことできやしないのだから。

それよりも、あなたの生き方や哲学に賛同して熱烈なファンになる人も、数多くいる事を知っておくことだ。
経営者が自分の経営理念を忠実に追求すればするほど、ファンは増え、同時に反対派も増えていく。
結局のところ、自らの信念を解りやすく伝えるほど、熱心なファンが増えていくことになる。
そして、自分の哲学を否定する人ではなく、受け入れる人を相手にし、そこに全力をを注ぐのだ。

当たり前の無難な路線を歩んで、全員を喜ばせようとしても、得られるものはない。
全ての人をファンにするなどということは、世界的な大企業ですら、不可能なことなのだから。

中小零細企業や個人事業者の進む道は、世界中の人を相手にするのではなく、自分だけのファンを作り、市場を創り出し、そこにいる人たちに、自分の哲学や経営理念を伝えることなのである。

経営理念を発信すればファンが増える

そもそも、経営理念は、強い信念と意見からできている。あなたの経営理念は、あなたの人生観であり、それは、全員の共感を得られるものではない。

しかし、明確な哲学を築いてそれを外へ発信すれば、それは、自分の市場を作る第一歩となる。
もちろん、それは、全ての人が賛同してくれるわけではない。
しかし、仮に1,000人の心を強く動かせれば、1,000人からなる自分の市場を作れるのだ。

逆に、自分の哲学や経営理念を持たずに、競合相手と差別化できるものを持たなければ、それは、価格競争に陥っていくことになる。
だから、まず、経営者は、自分の哲学を明確に自覚する必要がある。

内田游雲の発行する【気の経営-メルマガ編-】(無料)はこちらから

あなたの哲学は何だろうか?
使命だと確信していることは何だろうか?
自分が支持するものは何だろうか?
反対に支持できないものは何だろうか?
そして、この世界はどのように、変わっていって欲しい思っているだろうか。

こうした経営理念を明確にし、それを発信すればするほど、あなたのファンが増え、独自の市場を持つことに近づいていく。

ぜひ、自分の価値観、世界観、哲学を明確にし、それを発信していくことに取り組んで欲しい。
中小零細企業や、個人事業のような小さな会社の経営者は、まず、ここができているかどうかが鍵になる。
小さな会社が生き残るには、これが最も重要なポイントになるからだ。

関連記事

  1. 社長は人に任せずに懸命に売れ

  2. 失敗しない起業法は存在するのか

    失敗しない起業法は存在するのか

  3. 人生の目的と経営の方向を合致させる

  4. 経営の目的は金を多く稼ぐことではない

    小さな会社経営の基本的な考え方

  5. 起業する為には2つのスキルを身に付けろ

    起業する為に必要な2つのスキル

  6. 決算書が読めないのは恥ずかしいこと

    決算書が読めない社長では商売は発展しない

error: Content is protected !!